■日時: |
平成17年4月23日(土)午後5時開演(4時開場)※終了しました。
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■場所: |
武田神社中庭特設会場(山梨県甲府市古府中町2611) |
■演目: |
●素揺「神歌」 観世 喜之・観世 喜正 |
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●能「羽衣」 佐久間二郎 |
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●狂言「伯母ヶ酒」 山本 則直 |
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●能「安達原」 観世 喜之 |
■羽衣
三保の松原に伝わる羽衣伝説をもとにつくられた能。ある春の日、漁師の白龍(ワキ)が、松の木に掛かった美しき羽衣を拾い上げると、その主である天人(シテ)に呼び止められる。
衣を返して欲しいと懇願する天人を哀れんだ白龍は、天界の舞を交換条件に衣を返すと、天人は羽衣を身につけ美しき舞を舞ってみせ、やがて上空高く飛翔して行く。
■安達原
安達原に行き暮れた山伏(ワキ)の一行は、一軒の庵に宿を求める。そこには一人の老婆(シテ)が住んでいた。招き入れた山伏たちをもてなす老婆。夜も更け、ひと時の暖をとるために裏山へ薪を採りに行こうとするが、「自分の閨(ねや)の中は決して見るな」と強く言い山へと向かう。(中入)
言いつけを守らなかった次男坊(アイ)は、まんまと闇の中を見ると、そこには無数の死体が積み上げられていた。
さては鬼の住み家かと気づいた山伏は恐怖にかられ逃げ出す。それを知った老婆は、やがて怒りの鬼女(後シテ)となって山伏たちを追いかけるが、逆に祈り伏せられ、悲しみの絶叫を残し消えていく。
■お問い合わせ・お申し込み■
武田の杜 薪能実行委員会 055-252-2609
「花のみちしるべ」東京事務所 0422-79-3139 |