金小実南蛮胴具足「武田家相伝」
(戦国時代)
武田信玄公木造 |
武田神社御宝物の白眉は三條家より寄進された「吉岡一文字」の太刀であり、国の重要文化財に指定されております。この太刀は神社ご創建以前の明治13年の明治天皇様の本県行幸啓の際、供奉の三條實美太政大臣と信玄公正室の三條夫人との縁により、神社創建を祈念して奉納された同家伝来の名刀であります。そして、大正8年の神社ご創建以来全国の武田家関係者より同家ゆかりの遺宝等をご奉納戴き、昭和47年に開館致しました。
収蔵されております品は歴史的、文化的価値もさることながら、それらに対峙しておりますと、戦国の世に文字通り命を賭けて天下統一の夢に、また、内政に心血を注いだ武士(もののふ)の情熱を感ぜずにはいられません。
ご参拝の折にはご高覧にあずかります事、願う次第です。
七星軍扇(戦国時代) |
武田二十四将図(江戸中期) |
信玄公軍扇(戦国時代) |
太刀「吉岡一文字」(重要文化財) |
|